琵琶湖北湖のバス釣りの魅力

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琵琶湖北湖のバス釣りの魅力

琵琶湖でバス釣りをしたことがあるけど、南湖でしか釣りをしたことがなく、北湖でバスを釣るのはなんとなく難しそうというイメージを持たれている方も少なくないと思います。

実際釣るのは難しいんですが、、、
この記事では、それ以上に魅力がたっぷり詰まった北湖のバス釣りの特徴を紹介したいと思います。

北湖の定義と特徴

琵琶湖全体を見て、琵琶湖大橋より南側を「南湖」、北側を「北湖」と呼んでいます。
南湖の平均水深は約3m北湖の平均水深は約40mで最深部は水深約100m超えと、北湖は圧倒的な貯水量を誇ります。

◎この記事の信頼性

この記事を執筆しているのは、琵琶湖北湖でバスフィッシングガイドをしている浅野敦哉というものです。
これまでゲストさんに思い出に残る沢山のバスを釣って頂きました。また、日々北湖をバスボートに乗って駆け巡っており、琵琶湖北湖の魅力を語るには十分だと思います。

それでは早速、琵琶湖北湖の魅力について見ていってみましょう。。。!

琵琶湖北湖でバス釣りをするメリット

この記事を見たら、琵琶湖北湖でバス釣りをしてみたくなると思います。
それは以下のようなメリットがあるからです。

琵琶湖北湖でバス釣りをするメリット3つ

1、綺麗、健康的な太いバスが釣れる

2、景色が良い

3、バス釣りの上達にもってこい

経験に基づいて一つづつ解説していきたいと思います。

1、綺麗、健康的な太いバスが釣れる

北湖沖島エリアでキャッチした3キロオーバー(サカマタシャッド6″+3.5gジグヘッド)

琵琶湖北湖は餌(ベイト)が豊富かつ、栄養のある餌(鮎やハスなど)が多く生息するため、それらを捕食しているブラックバスは健康的な魚体をしています。
経験的にエビなどの甲殻類をメインベイトにしている魚に比べて、魚食性のバスの方が綺麗で中身の詰まった重たい魚体である事が多いです。

北湖には湖流が常に流れており、その環境下で生活しているブラックバス達は必然的に筋肉質な魚体となり、見た目も綺麗な太いバスになるのです。

人間で例えるならば、「タンパク質を効率的に摂取できる場所のすぐ側に無料のトレーニングジムが存在する環境」と言ったら分かりやすいでしょうか。
そんな環境で育つ北湖のバス達は健康優良児達が多いのです。

北湖西岸ディープエリアでキャッチした4キロ弱(スメルトヘッド3/7oz+バンブルシャッド)

北湖でバスを釣る時に特に満足感を感じれるのは、長さの割に重量のある「太短いバス」が釣れた時です。
そもそもこういった個体は絶対数が少ないので、釣れた時の喜びはひとしおです。
また、他のフィールドでここまでのコンディションのバスを釣る事は難しく、「太短いバス」が釣れると言うことが、琵琶湖北湖でバス釣りをする最大の魅力かもしれません。

鏡餅のような太短いバス(サカマタシャッド5″+5gジグヘッド)

2、景色が良い

琵琶湖北湖はとにかくロケーションが最高です。
特に、湖岸の景色が四季折々、変化していくのをバス釣りをしながら楽しめるというのも一つの魅力です。

時に湖全体に霧が掛かって幻想的な日もあれば、荒れてまるで日本海の様相になる時もあります。
真夏の快晴では、青々とした空が延々と続く景色の日もあります。

日によって様々な顔を見せてくれるのも琵琶湖北湖の魅力です。
特に春の桜の時期と秋の紅葉の時期は、湖上からそれらを自分たちのペースで臨むことができるので、ボートに乗って湖上から琵琶湖北湖でバス釣りと景色を同時に楽しむというのもアリですね。

3、バス釣りの上達にもってこい

琵琶湖北湖の水質はクリアーでバスは餌を視覚的に捉えて捕食しているのが通常です。
つまり、「目が良い」ということです。
それでいてバスが生息している水深が50cm〜20mくらいまでと幅広いので、特に深い場所では、ルアーを操作したり、魚を釣り上げる動作といった釣り人側のスキルが求められます。
これが琵琶湖北湖が難しいと言われる要因です。

スキルと言っても基本的なところを改めてマスターする。といったニュアンスのものですので、そこをきちんと理解して習得すると、釣り人として一つレベルアップできたと言えると思います。

北湖でバスを釣ること=バス釣りの上達と考えても良いと思います。

私のガイドでは、初めて北湖でバス釣りをしますといったゲストさんも少なくないです。
それでもゲストさんには絶対釣って頂きたいので、まずは基本的な動作からお伝えさせて頂いています。

北湖でバスを釣る時に気を付けること

1、底をきちんと取る

2、風と仲良くなる

1、底をきちんと取る

まずワームの釣りの基本である「ボトムを取る」という動作がどの水深においてもできるようになって下さい。
それができてから、中層スイミングなどのルアーをボトムから浮かせて使う釣り方を順番に覚えて行くのが良いと思います。

キャストして、ラインを出しながらルアーを沈めていきますが、ラインの放出が止まったタイミング=底にルアーが付いたという認識でOKです。
ルアーにアクションを加えて引いてきている時もリールでラインを巻き取りすぎると、ルアーが底から浮いてしまうので、浮かないように丁寧に動作することが大事です。

通常北湖で釣りをする場合、ボートであれば基本的に3m以深、陸っぱりでも投げた先が水深3-5mというシチュエーションが多いです。
ですので、北湖に慣れ親しんでいない方にとって、まず慣れるべきは釣りをする水深です。
深い場所できっちりバスが釣れるようになれば、釣り人としてレベルアップです。

基本がきちんとできるようになると結果は遅かれ早かれ釣果に現れます。
なので、焦らず練習してみましょう!

2、風と仲良くなる

北湖は風が強く吹く日が比較的あります。
風に対して、風上もしくは風下に投げることで、風でラインが煽られにくく、余分なラインが出てしまうことを防ぎます。
逆に風に対して、垂直にキャストすると、横風でラインが煽られて、本来出す必要のないラインまで出してしまいます。

余分なラインが出るとどうなるのか、、、
感度が悪くなったり、ルアーにアクションが伝わりづらくなったり、フッキングパワーが十分に伝わりにくくなったりなど、悪いことばかりですので、ここは気をつけて欲しい点です。

力点と作用点の距離が近ければ近いほど力が伝わりやすいのは想像してもらいやすいと思います。

まとめ

この記事をまとめると、素晴らしい景色の中で素晴らしい魚体のブラックバスが釣れるよ!というのが北湖の魅力です。
それでいて北湖で釣りをしていたら、いつの間にか釣りの腕が上達しているというオマケ付きって考えると、一度北湖で釣りをしてみたくなりませんか?

この記事の著者です

オカッパリで自身のポイントを地道に探すのも、ガイドを付けてポイントに案内してもらうのもどちらもバス釣りの楽しみ方として素晴らしい方法です。

あなたはどちらを選びますか?

◎ガイドゲストさんがキャッチされた自己記録更新ナイスフィッシュ達

アノストレート7″/BOREASネコリグにてキャッチ
アノストレート5.5″/BOREASネコリグでキャッチ
アノストレート5.5″/BOREAS ネコリグでキャッチ
バレットヘッドDD/mibro でキャッチ

この魚たち以外にも沢山のナイスフィッシュ達がキャッチされています。
北湖のバスは本当に綺麗で美しいです。

この記事を読んだ人が一人でも多く北湖のバスをキャッチされることを願ってまとめとしたいと思います。

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