みなさんこんにちは。琵琶湖バスフィッシングガイド「CONNECT」の浅野敦哉です。
そろそろ冬のスイムジグやアラバマなどの巻物シーズンが間近に迫っています。
今回はそんな巻物に最適なリールのカスタム術をお伝えさせていただきます。
特にスイムジグやアラバマで釣れるイメージができないという方に、ぜひ試していただきたいカスタムですので、このまま読み進めてみてください。
- 巻物と合わせて、サカマタシャッドのミドストも熱いシーズンになってきますので、
こちらの記事も合わせてご覧ください。
ロングハンドルに交換するメリット
わざわざ純正ハンドルから、2万円程もする社外のカスタムハンドルに交換するのは、格段に使いやすくなるからです。では、具体的にどんなふうに使いやすくなるのかを説明していきます。
今回の記事では、巻物用リールをロングハンドル化するという前提で説明します。
巻き心地が軽くなる
例えば、19アンタレスHGの純正ハンドルが84mmに対して、DRTのバリアル100は100mm。
ロングハンドル化すると、それはもう圧倒的に巻き心地が軽くなります。
まず、ハイギアとノーマルギアのリールを比べると、ハイギアリールの方は特に巻き重りが起こります。
ご自身でお持ちのリールで比べてもらうとよく分かると思います。
ラインスラックを素早く回収してフッキングする等、ハイギアリールを使いたい場面は多いので、ロングハンドル化することによって、巻き重りを軽減させつつも、ハイギアリールのメリットを活かすために、私はロングハンドル化することが多いです。
力を入れやすい
カスタムハンドルには、純正ハンドルと比較すると大きめのノブがついていることが多いです。
だいたいのカスタムハンドルについているノブは親指と人差指と中指でグッと握り込みやすい形になっています。
巻く時は上記の指で軽く握って、フッキングする時にグッと握るようにしていますが、形状のおかげで、ノブから手が外れにくいです。
これによって、フッキングが弱くバレてしまう、繊細に巻けないなどの問題が解消できます。
ミスを防げるので結果的によく釣れるようになります。
おすすめのカスタムハンドルを2つ紹介
VARIAL HANDLE p.c.d.100 (バリアルハンドル100) / DRT
バリアルハンドルは厚みのあるメインプレートと、特殊な素材を使用したすべりにくいノブで構成されている。
特に巻き抵抗の大きいルアー(ディープクランクやリップ付きビッグベイトなど)の使用において、このメリットを活かすことができます。
ロングハンドル化することによって、巻き心地も軽くなり、巻きの釣りが快適になりました。
逆にデメリットとして感じるのが、重量です。純正から交換するとやはりずっしりとします。
厚みあるプレートと大きいノブがメリットではありつつも、重量面が多少気になりますね。
あとこれはロングハンドル全般に言えることなのですが、キャスト時にクラッチ返りを起こしやすくなるので、ギアを傷めないように注意する必要があります。
クランクフェザー110 / リブレ・メガテック
もう一方のおすすめハンドルは、リブレのクランクフェザー110です。
クランクフェザーシリーズは110mm以外にも、85、90、95、100がラインナップされています。
このハンドルはハイギアの19アンタレスに装着しており、ハイギアの巻き重り感をできるだけ軽減させたくて、110mmの超ロングハンドルに交換しました。
このハンドルは、見た目とは裏腹に非常に軽量にできています。ノブも重そうに見えるのですが、バリアルと比べても断然に軽いので、軽さを求める方にはおすすめしたいハンドルです。
ノブはチタンでできており、感度が非常に良いです。
なので、個人的にはスイムジグの釣りにこのリールを使用しています。
ボトムやウィードに触れた感触が分かるかどうかが釣果に影響する釣りなので、スイムジグ以外にもそういった巻き抵抗の少ない巻物の釣りにおすすめです。
まとめ
ロングハンドル化することによって、厳しい時こそ、一匹でも多くの魚にたどり着けると思います。
今までスイムジグやアラバマで釣ったことがない人にはぜひ試していただきたいカスタムです。
下の魚は実際に19アンタレスにクランクフェザー110をセットしたタックルでキャッチしました。
ルアーはアクスイヘッド3/8ozにアクスイ5インチ。
また、僕のガイドでは自身が実際に使用しているタックルをレンタルも可能ですので、そういったガイドの利用の仕方もアリです!
ガイドの詳細はこちらから↓