【完全保存版】I字形デビルズテールの使い方とキモ
どうもつんつんこと、浅野敦哉です。
今日は少し時期が早いですが、琵琶湖北湖におけるI字形ノーシンカーリグ、特にデビルズテールの使い方について、ご紹介させて頂きます。
非常に繊細な釣りで、特にキモとなる部分を怠ると大きく釣果に影響するので気をつけて頂きたい部分です。
ということで今回はI字形についてお伝えさせて頂きます。
愛用しているワーム
私がI字形のノーシンカーリグで愛用しているのは、デビルズテールというワームになります。
サイズは5インチで、ノンソルトになっています。
他にも3.5インチと8インチがあるのですが、I字形の釣りで使用するスタンダードは5インチが良いと思います。
ちなみにデビルズテールはBOREASから発売されています。開発におよそ3〜4年かけて2018年にリリースしています。
デビルズテールの使い方
使い方としては、I字形の名前の通り、水面直下をなるべくふらつかないように引いてくるようなイメージです。
アクションを目視で確認しながら釣りができるので、自分の動かし方がきちんとできているかどうかがわかりやすいです。
竿を全体で揺すってラインスラッグを叩くようにシェイクして、糸ふけをわざと作り、その糸ふけを回収するイメージでリールを巻き取ると、ルアーがふらつかずに真っ直ぐ泳がせることができます。
実際のアクションは動画で観た方が分かりやすいと思います。参考に動画のリンクを貼っておきますので、お時間のある方は観てみて下さい。
タックルセッティング
デビルズテールの使用はほぼ100%がスピニングタックルでの使用になります。
それもPEラインにリーダーを組んだセッティングになるので、それぞれ細かく説明していきます。
適したロッド選び
5インチとスピニングタックルで扱うには、少し大きめサイズのワームですので、それなりのロッドが必要になります。
また、後の項で説明しますが、フックとの相性も考慮して、L+もしくはMLパワーの6.5フィート〜7フィートくらいのレングスがあるスピニングロッドがオススメです。
私の場合は、ルアーショップおおのさんのオリジナルロッド、Ariiver 69 Dance を使用しています。
ピンスポットへのキャストの正確性重視の場合は取り回しを考慮して、少しレングスが短くて軽い、同じくルアーショップおおのさんオリジナルの、Arriver 63 Dance を使用します。
【参考】オススメロッド
Arriverシリーズはルアーショップおおのさんの店頭でしか購入することができないため、お近くの方は候補に入れてもらえると思いますが、遠方の方にとっては難しいと思いますので、他のロッドでオススメのものを紹介させて頂きます。
BANTAM(バンタム) 274M / SHIMANO(シマノ)
WILD SIDE(ワイルドサイド) WSS-ST65L / LEGIT DESIGN(レジットデザイン)
ある程度バットパワーがありつつも、全体で振れるロッドがこの釣りには使いやすいと思います。
適切なリール選び
リールで糸ふけを巻き取りながら、ルアーを泳がせてくる釣り方なので、リズムが非常に重要です。
結論、ノーマルギアもしくはローギアのスピニングリールが間違いないです!
それでいて巻き心地が滑らかだと、気が散ることなく、ルアーのアクションやバスのチェイスの確認などに集中力を使うことができるので、釣りの効率が断然違います。
一回転当たりの巻取り量が70cm〜80cmくらいが許容範囲だと考えています。
私の使用しているリール
アノストレートのネコリグと同様に私はシマノの18ステラ2500Sを使用しています。
シマノフラッグシップの心地よさは何物にも変え難いです。
巻き心地の良さとボディのカタツキの無さが非常に重要だと考えているので、ステラを使用しています。
【参考】I字形に使用するオススメリール
先程の項で説明したように巻き心地の良さとボディのカタツキの無さが重要なんですが、基本的にはPEラインでの使用を前提としているので、トラブルの少なさも大切です。
ですので、ある程度良いクラスのリールを使用したほうが良いのは間違いないです。
VANQUISH(ヴァンキッシュ) 2500S / SHIMANO(シマノ)
LUVIAS(ルビアス) FC LT2500S / DAIWA(ダイワ)
価格帯で大きく性能に差が出るのがスピニングリールだと思いますので、3万円以上のリールを使ったことが無い方にはぜひお試し頂きたいと切に願います。
適切なライン選び
細かなところですが、フックとラインには少し気を使ってあげた方が良いです。
ミスをできる限り軽減し、結果的に釣果に差が出る部分でもあるのが、フックとラインだからですね。
沈むPEラインとフロロリーダーのセッティング
この釣りにおいて、PEラインの使用は必須といっても過言ではないです。
特に私のメインフィールドである琵琶湖北湖は透明度が高く、バスの警戒心が高いため、バスと自分の立ち位置とでディスタンスを取ってあげた方が良く、飛距離を稼ぐことができるPEラインは非常に効果的です。
また、後ほど説明しますが、ワームにセットするフックがオフセットフックの#3/0であることも踏まえると、伸びが少なく、同線径でも強度の高いPEラインに分があります。
オススメライン紹介
私が使っているPEラインは8本撚りのものになります。
ガイドの抜けや強度等を考慮してセレクトしています。
現在使用しているのは完全シーバスの0.8号(ステルスグレー)
もしくは0.6号です。
視認性の良い蛍光色のラインを使用した方がルアーのトレースコースが分かりやすかったりするので、そちらもオススメなんですが、私はナチュラル性を重視してグレーを使用しています。
特にオススメのPEラインを載せておきますのでご参考にしてみてください。
シーガー 完全シーバス0.8号(ステルスグレー) / クレハ合繊
シーガー 完全シーバス0.8号(フラッシュグリーン) / クレハ合繊
エックスブレイド アップグレード / よつあみ
適切なフック選び
フックはフッキングの良し悪しに関わるだけでなく、I字形はノーシンカーが基本なので、ルアー全体のバランスにも影響を与える存在です。
なので、フック選びもこだわりたいところです。
オフセットフックを使用
通常のスピニングタックルで使用するには少々ゴツいと思われるかもしれませんが、デビルズテール5インチには、オフセットフックの#3/0がベストマッチです。
MLパワーのロッドに0.8号のPEラインでフッキングするので、このセッティングでも全く問題ありません。
デビルズテールにオススメのオフセットフック
人によって、フッキングの癖があったり、セットのしやすさなど好みがあるので、ここでは私のオススメフックを紹介させて頂きます。
ザ スタンダード / RYUGI(リューギ)
フッキングパワーが伝わりやすく、非常に掛かりの良いフックだと思います。
セットのしやすさもメリットですね。それでいてワームのホールド性も高く、リズム良く釣りを続けられます。
インフィニ / RYUGI(リューギ)
非常に形が特徴的なフックです。かなりワイドゲイプだと思いますが、それがデビルズテールの釣りにおいては、低重心性をもたらしてくれ、泳ぎの安定性に貢献してくれます。
また、ザ スタンダードと比較すると、フックの線径が少々太く、自重も重くなっています。
なるべくワームの泳ぎを安定させたい風や流れがあるタイミングでの出番が多いフックです。
ワームにセットするのは少しやり方にコツがあると思うので、練習してみて下さい!
個人的には、まずザ スタンダードを試してもらうのがオススメです。
一番重要な部分
ここまでアクションのさせ方やタックルセッティングも紹介させて頂きましたが、I字系ノーシンカーで最も重要と考えているのが、「ワームにフックを真っ直ぐ刺す」ことです。
極端に言うと、真っ直ぐ刺せていないとバスは釣れないというくらい重要なポイントです。
ノーシンカーリグにおいては、シンカーを使用しないので、フックがシンカーの役割を果たし、バランスを保つ部分でもあるので、ここを意識して、真っ直ぐになるように丁寧にフックセットして下さい。
フックセット方法
デビルズテールの場合、フックセットがしやすいような工夫が各所に設けられているので、これに沿ってセッティングしていきます。
順番に画像で解説
普通にオフセットフックをワームに刺す手順通りにやります。
ここでは、デビルズテール5″にザ スタンダード#3/0(RYUGI)を使用してやってみます。
意外と大切な保管方法
真っ直ぐフックを刺すのが大切だとお伝えしましたが、そもそもワーム自体が曲がっていると問題アリなので、保管方法も気にしています。
本来、デビルズテールの製品版はブリスターパックに入っており、型崩れしにくいような仕様になっていますが、多めにストックしたい時は100均で買ってきたタッパに入れているので、ワームを並べて収納しています。
まとめ
少し長くなってしまいましたが、この釣り方はバスのバイトシーンが目で見えるので、非常にエキサイティングです。
昨年はゲストさんにもこの釣りを満喫して頂きました。
今年も6月〜7月はこのパターンが特に強くなると思いますので、興味を持って頂いた方はぜひ私のガイドサービスにお越し下さいませ。
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