琵琶湖でバスを釣るのが非常に難しくなってきていると騒がれている昨今ですが、
昨年〜今年にいろいろなフィールドに出向いて感じたのはまだまだ琵琶湖のポテンシャルは高い!ということでした。
「一日やって一匹釣るのが精一杯・・・」
「アタリが遠くて心が折れそうになる」
そう思っているそこのアナタに朗報です。
実は、特に秋の北湖はバイトも多く、魚をたくさん釣って、バス釣りの動作の基礎を習得するにはもってこいなんです。
実際に先日ゲストさんと二人で午前中に50本は釣り上げる日もありました。
ビッグサイズに的を絞って狙うとなかなかバイトが遠く苦戦する日もありますが、基本的にはサイズを選ばず楽しく釣りすることが可能なのが秋の北湖なのです。
そこで、本記事では、秋の北湖でとにかくバスを釣るために必要なルアーをガイドの私がご紹介させていただきます!
本記事で紹介する釣り方は状況によって、12月頃まで有効になってきますので、今からでも遅くありません。
✓ 琵琶湖北湖のガイドサービス「CONNECT」代表
✓ ガイド歴3年
✓ 丁寧な接客に定評がある
✓ 所属マリーナは北湖に位置する「イシヅカマリン」
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Xナナハンシリーズ (メガバス)
琵琶湖のベテランガイド大先輩のサトシンさん監修のダウンサイジングミノー。
ただ巻きでもジャークでも良く釣れて、良く飛ぶかなり使いやすいミノーです。
ノーマルモデルと少し深く潜る+1モデルがあり、ウィードが濃い場所ではノーマル、3mレンジの岩場やウィードの背が低い場所では+1モデルを使用します。
どちらかというと、私は+1モデルを使用することが多いです。
Xナナハンの使い方・使い所
私がいつも実践している使い方は3つあります。
・ただ巻き
・ストップ&ゴー
・ジャーキング
この3つをすべて試してみて反応が良い釣り方で釣っていくのが基本です。
特に今の琵琶湖北湖の3m以浅のウィードエリアはかなりの量のバスをストックしているので、そういった場所で試してみて下さい。
Xナナハンの使用タックル
私がこのルアーに使用しているタックルを参考までに載せておきます。
このタックルはダウンショットリグと兼用で使用しているので、もう少し煮詰めても良いかもしれませんね。
Rod:ブラックレーベル+661MLFB (ダイワ)
Reel:16アルデバランBFS XG (シマノ)
Line:シーガーフロロマイスター8lb (クレハ)
もちろんスピニングタックルに合わせても良いと思います。
少し強めのMLアクションのロッドにPEラインを組み合わせて使用すると飛距離も出せて非常に使いやすいのではないでしょうか?
ジジル70 (シマノ)
デカバスハンターでお馴染みの奥田学さん監修のI字系プラグ。
ただ巻いても、トゥイッチ&ポーズでもサイズ問わず非常に良く釣れます。
今年の9月、雨が降った日にゲストさん3人を乗せてガイドした際には、このルアーだけで4人で軽く100本近く釣れた日もありました。
効果的なタイミングに投入すると強烈に釣れるルアーという認識になりました。
表層を泳ぐルアーなのでバイトシーンやチェイスが目で見え、それもまたこのルアーにハマる要素の一つです。
70mmのボディサイズの他に85mmと115mmがあるのですが、個人的にはまずは70mmが一番使いやすいと思います。
ジジル70の使い方・使い所
ジジル70の基本的な使い方は2つ。
・かなりスローにただ巻き
・トゥイッチ&ポーズ
スローに巻くとI字に泳いできます。
ウィードやロックのかけ上がり周辺でそのような使い方をすると、後ろから追尾してきて食ったり、下から突き上げるように食ってきたりします。
それで反応がないときはチョンチョンと二回トゥイッチして、2秒ほどポーズの繰り返しの使い方も有効です。
このルアーもXナナハンと同様に水深3m以浅のウィードエリアとロックエリアで使用することが多いです。
Xナナハンが少し濁った水質の場所を得意とするのに対して、ジジル70は比較的クリアーな水質で使用するのをおすすめします。
ルアーを目視しながら釣ってもらうと、チェイスやバイトなど、バスの反応を目で見ることができます。それを次の行動に繋げていってよりバスを釣ることができるようになるはずです。
ジジル70の使用タックル
Rod:ワイルドサイド65LST (レジットデザイン)
Reel:19ヴァンキッシュ2500S (シマノ)
Line:シーガー完全シーバス0.8号+フロロマイスター8lb (クレハ)
とにかくこの釣りは飛距離が重要ですので、PEラインの使用はマストです!
ロッドはもう少し長いものの方が良いかもしれませんが、とりあえず何でも使えるワイルドサイドの65LSTをセレクトして使用しています。
BTベイト99SS
これもジジルと同様に奥田さん監修のマイクロベイト。
ガイドゲストのKさんに教えていただき、非常に興味をそそられたルアーです。
ジジルとは異なり、水を掴むタイプなので、バスを引っ張る力が強いプラグです。
先程までのナナハンやジジルなどと同様の場所に加えて、少し水深がある場所の表層や取水塔などバスがサスペンドする要素があるマンメイド、うっすら濁りが入ったウィードでも使えるかなりオールマイティーなプラグだと感じてます。
3連結ボディなので、巻くのを止めると「フワーッ」とボディが揺られて、それがかなり良い誘いになっています。
その動きを活かすために私はストップ&ゴーで使用することが多いです。
ジジルと比べても自重が3gほど重く、飛距離が出るのがメリットですね。
特に透明度が高い北湖の水質においては、飛距離が出るかどうかはかなり重要視しております。
BTベイト 99SSの使用タックル
現在はジジル70と同様のタックルを使用しています。
よりシビアな(透明度が高くバスに見切られやすいと思われる)状況によっては、ラインの号数を0.6号まで落とすこともあります。
Rod:ワイルドサイド65LST (レジットデザイン)
Reel:19ヴァンキッシュ2500S (シマノ)
Line:シーガー完全シーバス0.8号+フロロマイスター8lb (クレハ)
純正フックのままでも良いのですが、より掛かりを良くするためにもフックは交換しても良いと思います。
おすすめのフックはがまかつのトレブルRBのミディアムです。
フロントが#8、リアが#12となっています。
まとめ:小型プラグを上手く使うと非常に良い釣果が期待できる
普段ワームの釣りをメインとされている方もバスからの反応が多くなるこの時期にハードプラグの釣りにトライしてみてはいかがでしょうか?
冷え込んで口を使いにくくなったバスがリアクションでハードプラグに反応してくれるはずです。
サイズ問わず活性が高くなる秋の北湖において好釣果を上げる一つのキモはハードプラグを上手く使いこなせるかどうかということでした。
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本記事の著者”浅野アツヤ”は琵琶湖北湖において、バスフィッシングガイドサービスを提供しております。
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