みなさんこんにちは。琵琶湖バスフィッシングガイド「CONNECT」の浅野敦哉です。
ここ最近私のガイドで好調なサカマタシャッドのジグヘッドに多用している【ACES 66SLJ “Mid Strolling Special” /Fenwick】ですが、昨年の同時期に購入して、一年間色々なルアーで使ってみてのレビューを記事にしてみたいと思います。
【ACES 66SLJ “Mid Strolling Special” /Fenwick】を購入したキッカケ
今までほとんどミドストはやってこなかった私ですが、昨年の早春に榎ガイドにサカマタシャッドのジグヘッドを教わったのが、まず事の始まりでした。
その時の動画↓
このリグの威力を思い知った私は、私のガイドでの定番メニューである、アノストネコに近いリズムでサカマタシャッドのジグヘッドができることにも気づき、自分のガイドにもサカマタジグヘッドの釣りを取り入れようと決意しました。
実際に一年間サカマタジグヘッドを使ってみて、アノストが効かないタイミングでサカマタジグヘッドが効くこともあるなと少しづつ理解できてきました。
なぜこのロッドなのか。比較検討の上・・・
ミドスト専用ロッドは多くないとはいえ、他のメーカーさんからもリリースされています。
また、同じACESシリーズでも他に、【ACES 64SXULJ “Mid Strolling Special”】と【ACES 64SULJ “Mid Strolling Special”】がリリースされています。
まず私がこの釣りで使うロッドに求めたのは、【ロッドの振りやすさ】と【軽さ】です。
ミドストでは、ルアーが着水(着底)した瞬間からピックアップするまでずっとロッドを振り続けないといけません。
ですので、その動作が体に掛ける負担はかなり大きいと感じています。
その負担をできる限り軽減させ、釣れるアクションをオートマチックに出し続けられるロッドが欲しいなと思い、購入を検討し始めました。
【ACES 66SLJ “Mid Strolling Special” /Fenwick】のココが良い
このロッドで比較的大きめのルアーでジグヘッドスイミングさせる際のメリットは3つあると感じています。
1、釣れるアクションが簡単に出せる
ミドストロッドの特徴としては、胴調子のアクション、いわゆるダルいロッドなんですが、このロッドはそういったミドストの王道的なロッドなんじゃないかと感じました。
ただその中にも芯がある感じがします。実際、ロッドのアクションの印象とは裏腹に感度もものすごく良いと思います。
そういったダルいロッドを“ピンピンピンピン弾くように”アクションさせると、ルアーも綺麗にロールしてくれます。
それが簡単にできるのが、こういったミドスト専用ロッドの良さだと思います。
2、軽い
とにかくこのロッド軽いです。これはACESシリーズの特徴でもあると思います。
私はこの【ACES 66SLJ “Mid Strolling Special” /Fenwick】に【19ヴァンキッシュ2500S】を組み合わせて使用していますが、どちらも非常に軽いので、かなり快適にシェイクすることができます。
また、軽くなることによって、感度も向上している気がします。
ACESの下位機種であるLINKSシリーズにも同番手の【LINKS66SLJ “Mid Strolling Special”】 がありますが、店頭で試しに手にとってみたところ、ロッド自体の重量がかなり違う印象でした。
正直に言うと、LINKSの【LINKS66SLJ “Mid Strolling Special”】とどちらにするか悩んでいる方は間違いなくACESにしといた方が良いと思います!
私がこのロッドを購入する際には、LINKSの【LINKS66SLJ “Mid Strolling Special”】は発表されていたが、まだ発売されておらず、ACESを購入するしかなかったのですが、今ではACESを買ってよかったと思っています。
予算の関係で、LINKSシリーズを検討している方も多いと思いますが、ACESの方が個人的には好みなだけであって、この【LINKS66SLJ “Mid Strolling Special”】もミドストロッドとして非常に良いと思うので、オススメです。
3、使っている人が少ない
自分の道具は好きなものを使いたいというのと、なるべくなら人と被りたくないというモットー()があり、使っている人が少ないACESシリーズを使うというのは、個人的な自己満足であります。笑
ちなみに私はノースフォークコンポジットのブランクスが好きなので、ノースフォークでミドスト専用ロッドができたら、それも買って使ってみたいなと思っています。
シマノさんのEXPRIDEシリーズの267L+や265UL+も冨本プロがミドストロッドとして使用されており、非常に興味があった人気のロッドですが、みんなが使っているので辞めておこうとなった次第ですね。笑
【ACES 66SLJ “Mid Strolling Special” /Fenwick】のココが気になる
概ね気に入っているこのロッドですが、少し気になる部分もあるので、実直に書いてみます。
1、値段が高い汗
このロッド、定価が62,150円と非常に高価です。
そうそう気安く手に取れる価格帯のロッドではないですし、ましてやミドスト専用となると、かなりハードルが高いのかな?という印象です。
ただその分、コルクも良いものが使われているような気がしますし、高級感はあります。
廉価モデルのLINKSシリーズにも同番手が存在するので、まずはそちらを試しに購入してみるというのも選択肢として良いと思います。
ちなみに【LINKS66SLJ “Mid Strolling Special”】は定価25,850円と【ACES 66SLJ “Mid Strolling Special”】 の半分以下の価格となっています。
2、合わせるフック選びが難しい
サカマタシャッドのジグヘッドにはホリゾンヘッドLGをメインに使っています。
それまでは同じがまかつさんのLGではない方のホリゾンヘッドやラウンド25Rを使用していたのですが、バレやフックが曲げられたり、折られたりすることもありました。
これはタックルバランスの罠だと思うのですが、このロッド、ラウンドベンドのジグヘッドですと、フッキングパワーが足りず、バレに繋がる印象です。フックの番手が#2/0と大きめのものを使用しているので、このロッドの当初想定していた用途とは少し異なるのかもしれないのも要因かと思います。
ラインもPEラインの0.8号を使用しています。
現在愛用しているホリゾンヘッドLGはスプロードベンドのジグヘッドとなっており、ラウンドベンドのジグヘッドに比べると、フッキングパワーが伝わりやすくなっており、今の所、掛かったあとにバレた魚はいません。
タックルバランスが非常に大切ですので、ご参考にしてみて下さい。
3、キャスト時に気を使う
サカマタシャッドのジグヘッドはかなり重量があり、本来はベイトタックルで投げるような重量のものです。
通常のスピニングタックルでのキャストのようにシュッと投げるよりは、ロッド全体にルアーの重みをゆっくり乗せてキャストするようなイメージでやってやるのが良いと思います。
ルアー自体が重たくて、ロッドがよく曲がるので、非常に飛距離が出るのは良いですね。
まとめ
このロッド、購入してホントに良かったと思います。
シェイクもしやすいし、タックルバランスを間違えなければ、太軸フックを使用してもきっちり掛かってくれます。
サカマタシャッドのジグヘッドに挑戦してみようと考えている人は一度ロッド選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
琵琶湖ガイドやってます
この記事の著者は琵琶湖でバスフィッシングガイドをしております浅野敦哉というものです。
主に地形変化で魚探を駆使した釣りが得意ですので、興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ。
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